こんにちは! CAD科(現:CADデザイン科)2年の大庭 未唯奈(おおば みいな)です。
CADデザイン科1年の袴田 信太郎(はかまた しんたろう)です。
同じく、CADデザイン科1年の村上 愛結花(むらかみ あゆか)です!
今回はこのCAD大好き3人組が、CADデザインのおもしろさをみなさんに思う存分お伝えしていきたいと思います!
それではさっそく、行ってみましょう!
そもそも、みんなはなんでCADを勉強しようと思ったの?
私は、母がパソコンを使って仕事をする姿を小さい頃から見ていて、漠然と自分もパソコンを使う仕事がしたいな~って思って。
それに、ものづくりも好きだったので、パソコンでものづくりができる仕事がしたくてこの学校に行き着きました。
パソコンでものづくりって、CADデザインにぴったりの表現だね!
信太郎君は?
僕は工業高校出身で、高校生の頃にはじめてCADを触ったんですけど、
「画面のなかで立体が描ける!なんだこれ?!」
ってその時すごい感動して。
将来は絶対CADを使って仕事がしたい!と思ってこの学校に来ました。
わかるわかる!
私も信太郎君と一緒で、高校生の頃にCADに出会ったんだけど、マウスを動かすだけで何でもできちゃう感じっていうか、可能性の大きさみたいなのにすごく惹かれて、CADをもっと学びたいって思ったんだよね。
だからいま学校で、新しい知識を学べることが純粋に楽しくて仕方ないです。
「こんな形のもの、自分でつくれちゃうんだ!」っていう発見があった時とか、本当に楽しい!
3Dプリンターを使う課題とか、まさにそうだったよね。
CADでつくったものが形になっていくのって、何回やっても感動する!
うんうん。
そこがモデリングのおもしろいところでもあるよね。
パソコンのなかだけじゃなくて、それを現実にできちゃうっていうのもいいですよね!
なんかドラ〇もんのヒミツ道具みたいで。
CADを勉強するようになってわかったんですけど、この世界にあるものって、だいたいCADでつくられてるじゃないですか。
普段使ってるマウスとか、キーボードとか、椅子とか…そういうものを、自分でモデリングできちゃうっていうのはかなりワクワクしますよね!
そうだね!
CADを使えば、0.001㎜とかのめっちゃ小さいものもつくれちゃうし、反対にパソコンの大きさよりもはるかにおっきい建物みたいなものもつくれちゃう。
そうやって考えると、パソコンが好きな子だけじゃなくて、プラモデルが好きな子とか、あと愛結花ちゃんみたいにものづくりが好きな子にも、CADを使ったモデリングってすごく向いてると思うな。
信太郎君は高校生の頃からCADを使ってたって言ってたけど、この学校で学び始めてびっくりしたことってある?
高校の頃とはレベルがぜんぜん違うんで、びっくりすることばっかりですけど…
一番の違いはやっぱりサーフェスを使うようになったことですかね。高校の頃はソリッド中心だったので。
ソリッドだけじゃなくてサーフェスも使えるようになると、確かにぐっとつくれるものの幅が広がるよね!
えーっと、ソリッドとサーフェス…どうやって説明したらCADのこと知らない人にもわかりやすいかな…
そんな時は…
「教えて!新間先生!」
はい、みなさんこんにちは。CADデザイン科の新間です。
今回はCADの代表的な技法、ソリッドこと「フィーチャーモデリング」とサーフェスこと「サーフェスモデリング」について紹介します。
なんかはじまった……
\ 教えて!新間先生 /
CADの技法:フィーチャーモデリング(ソリッド)と
サーフェスモデリング(サーフェス)
平面上に描かれた絵を押し出すことで立体にする「フィーチャーモデリング(ソリッド)」は
工業系の部品など、シンプルな形状のオブジェクトをつくるのに適しています
それに対して、点と点をつないで面をつくっていく「サーフェスモデリング(サーフェス)」は
デザイン性の高い、複雑な形状のオブジェクトをつくるのに適しています。
サーフェスモデリングはさまざまな形を表現できる一方で、その分技術的にも難しい技法です。
浜松未来総合専門学校では、まず1年生のはじめにフィーチャーモデリングの技法を学んで、簡単なものをつくれるようになってから、
より複雑なものをつくれるサーフェスモデリングの技法に進んでいきます。
私はこの学校に入ってはじめてCADを触ったんだけど、少しずつステップアップしていくかたちで授業が進んでいくから、「難しくて置いていかれちゃう!」みたいなことはなかったよ。
CADを使ってものづくりをする仕事は「デジタルモデラ―」と呼ばれていて、近年ますます需要が高まっています。工業系や機械系はもちろん、建築系やアパレル関係の分野でも必要とされている職業で、幅広い世界での活躍が可能な職種でもあります。
サーフェスモデリングのようなデザイン性の高い技法は、デジタルモデラ―を目指すうえでこれからますます必要になってくる力なので、浜松未来総合専門学校では、どんどん実践して、技術を身に着けられるようなカリキュラムを用意しているんですよ。
学生のうちにしっかり最先端の技術や知識を吸収して、卒業後は凄腕のデジタルモデラ―としてバリバリ活躍できるように、
2年生になってもがんばるぞ~!!
さてさて、それではこのあたりでCADデザイン科期待の1年生2人に、実際に作品を見せてもらおうと思います!
えっ
無茶ぶりじゃないですか!?
はいはい~じゃあ信太郎君からどうぞ!
ええっ!ちょっと待ってくださいよ…う~んと、そうだなあ…(カチカチ)
これとかは、1年生の秋ぐらいにつくったものなんですけど。
「自分の好きなものをつくる」って課題だったよね。
車好きの信太郎君らしい題材だな~
実際に存在する車を参考にしてつくりました。
車を上下左右、あと前後から写した図面をソフト上に貼り付けて、それをなぞるみたいにして面をつくっていくってやり方を取ったので、形はきれいにできてるかな~と。
ホイールの所とか、めちゃめちゃ凝ってるね!
その辺はけっこうこだわりました!
ただちょっと、面のつながりがいびつになっちゃってるところがあって…
今だったらもっとうまくできるんですけど、当時はまだ上手な処理の仕方がわかってなかったんですよね。
う~ん、リベンジしたい!
まだこれつくってから半年も経ってないのに、ぐんぐん成長してるね~
じゃあ次は愛結花ちゃん!
はい!
私も袴田君と同じ、好きなものをつくる課題でつくったやつで……
銃じゃん!
ガンマニアなの?!
いや、銃が好きっていうか、造形がかっこよくて……
これ、授業内の発表で見せられた時に度肝抜かれたな~~
だって見えないところまでつくり込んであるんですよ!
バラせるところは全部バラして、一つひとつ寸法を測ってつくりました。
パーツは別々でつくってあるので、最終的に組み合わせた時にズレが出ちゃわないように、誤差なくつくるのが大変だったけど、すごく楽しかったです!
ここまでくると、もう根性だね(笑)
う~ん、2人ともがんばってるな~!
1年生の間はこういう、ひとりでガツガツつくり込む課題が多かったんですけど、2年生の授業はどんな感じなんですか?
2年生は、1年生の時に吸収した知識や技術をアウトプットして、どんどんかたちにしていくっていう実践的な授業が多くなってくるよ。
一番の違いは、個人で制作するだけじゃなくて、チームでものづくりをするようになることかな。
チームで作業かあ…どんな感じになるんだろう?
じゃあ後編ではグループワークについて、それからもう少し掘り下げて、インターンシップや仕事について話していこう!
よろしくお願いしま~す!
オープンキャンパスに参加して、一足早くミライの学びを体験しよう!
詳しくは浜松未来総合専門学校のHPをチェック!
レポーター
MIRAIHE編集部
CADデザイン科 2年 大庭 未唯奈(おおば みいな)
幼稚園から高3まで書道に通っていたので、きれいな字やかっこいい字、可愛い字までなんでも書けます!
レポーター
MIRAIHE編集部
CADデザイン科 1年 袴田 信太郎(はかまた しんたろう)
冬の楽しみは自分の車で行くスノボ!車好きなので行き帰りにはドライブも楽しめて、一石二鳥な趣味です。
レポーター
MIRAIHE編集部
CADデザイン科 1年 村上 愛結花(むらかみ あゆか)
コロナ禍でDIYにハマりました!壁紙を張り替えたり、タイルを敷いたり、欲しかった昇降式の机を自作したりしてかなり沼ってます。