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デザインの職場に潜入したら、就活の悩みが晴れた件〈前編〉

こんにちは!MIRAIHE編集部の斉藤 圭音(さいとう かのん)です。

突然ですが、いま僕はとある場所に来ています。

目にやさしいたくさんのグリーンと

ガラス張りのおしゃれな外観。

じつは美容院でもカフェでもなく……

株式会社メーカーズマーク 松島 まみさん(2018年卒)

webサイトやポスターなどのさまざまな広告をつくっている制作会社、メーカーズマークさんです!

ようこそ~!

そしてこのお茶目なポーズの人が、本日お話を聞く先輩、松島さんです。

じつは就活真っ只中な僕、正直編集部の活動をしている場合ではないんですが

今回の取材を利用して、デザインの職場のリアルをリサーチしつつ、グラフィックデザイナーとして働く先輩に、いろいろと相談に乗ってもらっちゃおうと思います。

デザイナー兼カメラマン?クリエイティブな“何でも屋”

メーカーズマークの松島です。よろしくお願いします!

今日はよろしくお願いします!

ぱっと見会社ってわかんなくて、素通りしそうになっちゃいました。

おしゃれっすね~!

ありがとうございます。

メーカーズマークさんはデザインをやってる会社なんですよね?

具体的にはどんなものをつくってるんですか?

チラシとかパンフレット、ポスター、はがき、社内報、カタログ、新聞広告みたいな紙媒体から、webサイトの制作、動画撮影、イベントのコーディネートなどなど…

挙げだしたらキリがないくらい、いろんな仕事をしてますね。

仕事の幅ひっろ!

めちゃめちゃいろんな種類のデザインをしてるんですね~

せっかくなんで、実際社内を見てみましょうか!

いいんですか!

失礼しまーす……あ、撮影ブースがある!

いまちょうど、オンラインショップを制作したお客様からの依頼で、販売する商品の撮影をしてたところなんですよ。

ん?松島さんってグラフィックデザイナーですよね…?

写真も撮るんですか?

メインは紙モノのデザイン制作なんですけど、こういうスピード感が必要な撮影に関しては、社内で作業をしています。

もちろん、外注といって、プロのカメラマンやスタジオに撮影を依頼する場合もありますよ!

そうなんですね!

てっきり写真はカメラマン、デザインはデザイナーって完全に分業されてるんだと思ってました。

メーカーズマークは、

クリエイティブな何でも屋さん

みたいな感じなので、マルチにいろんな仕事を任せてもらえるぶん、学べることが多いですね。

届けたい相手を思い浮かべながらデザインする

あとは、こういう雑誌の仕事とかもおもしろいですよ!

これ、うちでつくってるフリーマガジンなんですけど…

あっ!これ学校にも置いてありますよね?見たことある!

じつは僕、もともと写真がやりたくてハマデに入ったんです。

だから、こういう媒体すごい興味あります!

あら!そうだったんですか。

この時私がつくったのは、このイベント紹介ページなんですけど……

お、このお祭り知ってますよ!

カラフルな風鈴とかがあって、けっこうまわりでも行ってる人多いです。

最近、若い世代に人気ですよね~

なので、その層にハマるようにデザインにも切り抜きの写真を使ったりして、ポップなテイストを取り入れてみました。

なるほど~!

ただ「なんかおしゃれだから」とかじゃなくて、受け取る人のことを考えてデザインされてるんですね。

そうでしょうそうでしょう(ドヤ)

一行に入れる文字の量や読み手の視線の流れ、余白のバランスなどを考えて、読みやすいようにレイアウトしてるんですよ。

普通に読者として雑誌を読んでいる一般の人は気づかないかもしれないですけど、文章が変なところで切れちゃったりしないように、文字も一つひとつ調整してるんです。

カーニングってやつですね!

いまちょうど授業で雑誌をつくってるんですけど、横文字が出てくると字間がガバガバになっちゃって、苦戦してます……

わかる……長い英単語が出てくると「ウワァ~~!!!」ってなるよね……

読む側だった時はあんまり意識してなかったけど、作る側になってから売ってる雑誌を見ると、細かい仕事がいっぱい詰まってて、すごいなって思います。

自分たちの課題とか見直しても、なかには写真の切り抜きが甘いやつとかあったりするんですよね…

やっぱりプロは違うな~!

まずは自分を信じて、やりたいことをやってみる!

リアルな制作の現場をじっくり見せていただいて、すごく勉強になりました!

じつは今日、松島さんに聞いてみたかったことがあるんですけど…

なになに?

僕いま就活中で、写真の仕事がしたいなって思ってるんです。

でも、まだ具体的にどんな写真が撮りたいとか、どんな会社で働きたいっていうのがわからなくて…

うんうん。

先輩は、どうしてメーカーズマークさんに入社しようと思ったんですか?

きっかけは、先生の推薦ですね。

私、真面目な学生だったので。日頃の行いが良かったっていうか。

(自分で言うんだ…)

ハマデって、デザイナーとして現役で活躍してる先生も多いじゃないですか。

私たちよりよっぽど企業や業界に詳しい先生に、「この会社、合ってるんじゃない?」って紹介してもらえたら、やっぱり一見の価値はあるっていうか。

確かに、先生がいろんな機会をつくってくれるのはありがたいですよね。

でも、いくら信頼できる先生の紹介とはいえ、いきなりドンは怖くないですか?

超絶ブラック企業だったらどうしよう…とか。

会社の体質に合う、合わないとかもありますしね。

だからまずは、インターンっていうかたちで職場体験をさせてもらいました。そしたらいきなり、

お客様に提案するデザイン案をつくることになったんだけど……

うわ~めっちゃ実践的!

試されるな~

ベテランのデザイナーさんにダメ出しアドバイスをもらいながらやってくうちに、どんどん燃えてきまして……

「もっとこうしてみよう」「このパターンもつくっちゃえ!」「オラオラー!!!」って熱中してたら、最終的に6案ぐらいできて。

インターンでやる量じゃないですよね。

いつの間にか、ここで働いてみたい!って気持ちになってました。

確かに、職場の雰囲気も中に入って見てみるのが一番わかりやすいし、ギャップが少ないかもですね。

そう思います。

斉藤さんは、どんな写真が撮りたいかまだわかんないって言ってたけど、そんなの私もぜ~んぜんわかってなかったですよ。

えっそうだったんですか!

そうそう。

「こんなデザインがしたい!」っていうビジョンはなかったけど、「デザインって楽しい」ってことだけはわかってたから、えいや!って飛び込んでみただけで。

違う、と思ったらまた考えればいいやっていう気持ちで、とにかくやってみるのが、なんだかんだ一番近道なんじゃないかな~と思います。

ひよっこの私が言うのもなんですが……

う~ん確かに、その通りかも。

いろいろ挑戦しながら、自分がどんなことをやりたいのか探っていくしかない…ってことですよね。

ありがとうございます。なんかちょっと吹っ切れました!

デザイナーとして、撮影や雑誌づくりなどいろんな仕事に挑戦している松島さん。

同じハマデ出身の先輩が、楽しそうに働いていらっしゃる姿を見て、就職に対するぼんやりした不安が、少しずつ晴れていったような気がしました。

後編では、優等生(自称)だった先輩の、ハマデ時代の話を聞いていきたいと思います!

これからハマデに入学しようと思っている人が知りたい、資格や卒制の話も掘り下げていくので、ぜひチェックしてくださいね。

レポーター

MIRAIHE編集部

グラフィックデザイン科 2年 斉藤 圭音(さいとう かのん)

「バスケやってました」って言うと100%「わかる」って言われます。最近ハマってるのはHIP-HOP。おすすめのアーティストはクボタカイです。

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