どうも!MIRAIHE編集部の鈴木 麟(すずき りん)と…
尾澤 実咲(おざわ みさき)です!
20201年に新しく生まれ変わる浜松未来総合専門学校について、
校長先生を直撃したり、4つのカレッジの先生に学びの特徴を聞いたりと、最新情報をレポートしてきた私たちですが、
今回はカレッジの“掛け算の可能性”を探るクロストーク、第2弾をお送りします。
第1弾では、国際カレッジとデザイン・クリエイションカレッジの可能性について、いろいろトークしたんですよね。
着付けで文化交流とか、オリジナル浜松マップとか…盛り上がったな~
うんうん!夢が広がるよね~~
今回はIT・テクノロジーカレッジとこども・医療事務カレッジ。どんなアイデアが出るんだろ~!
さっそくいってみましょう!
ベタかもしれないですけど、この2つの学科でパッと思いつくのはやっぱ電子カルテですかね。
学生のうちに何かできるかっていうと思い付かないんですけど…
うんうん、なるほどね。
でも電子カルテってね、技術的にはもう成熟してるっていうか、かなり前からあるものなんだよ。
えっ!そうなんですか!
そうそう。
「電子カルテを導入しよう!」っていう声がいまだに多いのは、電子カルテの普及率がまだあまり高くないからなんです。
へえ~~!
なんでなんですかね?絶対あった方が便利そうなのに…
コストの問題ももちろんあるけど、ネックになってるのは操作に慣れるのが大変っていうところですね。
紙だったら簡単にペンでチェックできたものが、電子だとコンピュータに入力しないといけないからね。
これまで長く紙でやってきたお医者さんほど、操作に手間取っちゃう。
そうすると、ドクターが診察の時に
患者さんよりもパソコンばっかり見ちゃう
ことになるんです。
それはなんかいやかも…
私が患者さんだったら超不安~!
そこで活躍するのが、「ドクターズクラーク(医師事務作業補助者)」っていう新しい種類の医療事務職。
この人たちは、多忙なドクターを補佐するポジションで、電子カルテの代行入力なども行います。
医療事務だけど、デジタルのノウハウも必要ってことですね。
浜松未来総合専門学校にはIT・テクノロジーカレッジがありますから、そこの学びのエッセンスを取り入れていくことで、こういった時代に求められる医療事務員を育てていくことができると思います。
なるほど~
学校での総合的な学びが、将来活躍の幅を広げてくれるっていうのはわかったんですけど、学生のいまから協力し合えることって何かないですかね?
それでいったら、まずはお互いの学びについて知ることが大事なんじゃないかな。
いまは、こども保育科や医療事務科がどんな勉強してるかなんてぜんぜん知らないでしょ?
う~ん確かにそうですね。
それを知ることではじめて、
「ここはITのチカラでもっと簡単にできるんじゃないかな?」
っていう発想ができるようになって、自分の領域が広がるわけじゃない?
逆も同じで、こども・医療事務カレッジのみんなが、IT・テクノロジーカレッジの学びを知ったら、「このソフトの使い方聞きたい!」とか「この処理の仕方教えて!」っていう関わり合いにつながっていくかもしれないよね。
ふむふむ。
お互いに一歩踏み出して、相手のことをちょっと知るだけでも、新しいつながりが生まれるかもしれないってことですね!
そういうこと!
そうやって関わっていくことで、自分の深みっていうか、考え方の引き出しを増やしていく。それも立派な“掛け算の可能性”だと思うよ。
未来こども科の方はどうですかね?
MIRAIHEでも、認定こども園で働いてるOBの先輩に話を聞きに行ったことがあるんですけど、記事読んで「やること多ッ!」ってびっくりしたんですよね。
保育士不足とかもまだまだ解消できてないですもんね~
なんかできることないのかなあ…
こういう話をしてると、ついつい「保育士さんをロボット化しちゃおう!」とかって考えにいきがちだけど、それはIT的発想で言うところの“最適化”とはちょっと違うんだよね~
?? サイ、テキカ……?
こっちが先にロボットになってしまった(笑)
最適化っていうのは
「対象の実質は維持したまま、設定や内部の構造などを調整し、より好ましい状態に組み替えること」
を言うのね。
今回の場合で言うと、保育士さんっていう存在を支えるために、周りのシステムだったり、環境っていうものを、もっと良い状態に変えていくことが目指すべき最適化。
つまり、保育士さんたちの本領である子育て以外のタスクを減らしてあげることが、ITの腕の見せ所ってことですね!
そういうことだね。
確かに、保育の時間以外に行っている事務作業なんかが削減できたら、幼稚園教諭や保育士の負担はかなり軽くなって、働きやすくなると思います。
子どもと接する時間も増やせて一石二鳥ですね!
それなら、ほかにも顔認証システムで出欠確認できたり、サーモグラフィーで子どもの体調管理できたりしたら、見守りも楽になりそう!
すごい近未来感のある保育園になりそうだね(笑)
子どもの連絡帳とかもアプリ化するとか!
遊んでるところとか、お昼寝してる姿とか、パシャっと写メ取ってアップするだけでも、元気そうな子どもの様子がわかって親御さんも安心できるんじゃない?
それいい!
子どもを育てるのは保育士さんとか幼稚園の先生にしかできないけど、まわりのことはいろいろ変えていけそうな気がするなあ。
あとあと、子ども向けの知育アプリの開発とかもいいんじゃない?
タブレットとかで積み木みたいなパズルができたりする…
それだったら、未来こども科と一緒にいまからでも取り組めそう!
扱う内容とか遊びの部分は未来こども科の子に考えてもらって、システムはAI×コンピュータ科で考えるとか。
おもしろそうだね。
ゲームクリエイト科も関わってこれそうだ。
子育ては人と人とのふれあいが大切なので、保育士をロボット化する…というのはなかなか難しいかもしれませんが、
そうやってまわりの環境をテクノロジーでより良く変えていくことは、これからの保育業界の大きなテーマになるかもしれませんね。
じつはねえ、僕もやってみたいと思ってることがあるんだよね。
おお~!先生からのアイデア!
気になる気になる!
なんですか?
カレッジや学科の枠組みを超えて、サークル活動みたいなことができればおもしろそうだなと思っててね。
一緒にドローン飛ばしたりとか、映像を撮ったりだとか。
授業のなかでの交流はもちろんだけど、そういう自由な活動が生まれていったらもっとおもしろい学校になるんじゃないかって思うんだよね。
サークルかあ~おもしろそう!
それに、横のつながりがもっと強くなる気がする!
ちょうど国際カレッジとデザイン・クリエイションカレッジのクロストークで、一緒に動画つくってみたいっていう話が出てたんですよ。
ドローンでやるっていうのもアリですね!
いままではハマジョウとハマデで一緒になにかすることなんて、ぜんぜんなかったかもしれないけど、これからは授業のなかでもそれ以外のところでも、関わり合える機会を増やしていきたいと思ってるんだ。
だからみんなもやってみたいことあったら、どんどん身近な先生に相談してみてよ。
は~~い!
じゃあ私からもひとつ、いいですか?
こども保育科には「表現発表会」といって、最終学年の学生がいままで習ってきた知識や技術を活かして演劇をする課題があるんですけど、そこでIT・テクノロジーカレッジの力を貸してもらうことはできないでしょうか?
もちろん、おまかせください!
デザイン・クリエイションカレッジも巻き込んで、音響や照明など舞台演出の部分を、ばっちりプログラムしてサポートしますよ。
プロジェクションマッピングの技術とか使ったら、新しい演劇表現ができるかもしれないですね!
はいは~い!!
だったら、メイクもデザイン・クリエイションカレッジでできるんじゃないですかね?
写真も撮影してポスターとかつくって、めちゃめちゃ本格的にやるのもおもしろいかも。
あっという間に協力者が増えましたね(笑)
でも、こうやっていい連鎖がつながってどんどんアイデアが生まれていく環境こそが、“総合専門学校”が目指しているものなんですよね。
学科の勉強以外にも、いろんな発見や出会いがある。そういう唯一無二の専門学校になっていくといいですよね。
はい!
そういう学校の土壌を、いまから僕らでつくっていきたいと思います!
宮木先生、小澤先生、ありがとうございました~!
いや~今回もいろんな意見が出ましたね~
個人的には子ども向けの知育アプリの開発、超いいアイデアだと思う!
アプリストアに出てたらめっちゃ自慢するし、絶対ダウンロードする!
そしてやり込む!
子ども向けなのに?!(笑)
でも、校長先生の言ってた“総合的な学び”の価値みたいなのが、今回のクロストークを通して実感できた気がするよね。
うんうん!
いままで4回にわたって新しくなる浜松未来総合専門学校についてリポートしてきたけど、来年の2021年にはいよいよスタートするんだねえ…なんかしみじみしちゃう~
いまはなかなかオープンキャンパスに来てもらうこともできなくて、高校生のみんなに直接会ってこのパッションを伝えられないのが残念だけど…
僕たちの記事から、ハマジョウ・ハマデの、そして浜松未来総合専門学校の魅力が、少しでも伝わればいいなと思います!
それでは、またぜひオーキャンでお会いしましょう!
オープンキャンパスに参加して、一足早くミライの学びを体験しよう!
詳しくは浜松未来総合専門学校のHPをチェック!
レポーター
MIRAIHE編集部
コンピュータ科 2年 鈴木 麟(すずき りん)
趣味は海外サッカーのハイライトをチェックすること。ボランチと言えばピャニッチ、ピャニッチと言えばボランチ。
レポーター
MIRAIHE編集部
メイク・ブライダル科 2年 尾澤 実咲(おざわ みさき)
マイブームは家での映画鑑賞。最近はサイコパスホラーの登場人物の気持ちを考察するのにハマってます。